ちまちま雑記

老犬介護のこと、日々の雑記

【犬のこと】子宮蓄膿症 退院後~

梅雨明け前に気温30度超えとか、蒸し暑くなる日が増えてきました。去年のこの時期も旦那が病気になったり、犬も膿皮症、膀胱炎と感染系の病気が増えたりして落ち着かなかったんですが、今年もまた心配事再来という感じで…。もう何かあるたびに脳内よぎるのは滅菌、除菌、殺菌、湿気厳禁!どこにでもいるブドウ球菌ですら脅威になるなんて、感染系の病気が怖くて仕方ないです。この世は雑菌に支配されている気までしてくる…まぁ…私自身は何の感染もないのですけど…守る側としての無力感がすごい。

 

さて、愛犬の子宮蓄膿症の手術をしたのが6月28日で、

退院したのが5日目の7月3日、

今日で手術から10日経ちました。

 

 

退院1~2日目(術後5~6日目)

退院後、家に戻ってから2日目くらいまでは、トイレと食事のとき少し動きまわる程度で、大半は寝ていました。術後すぐなのに意外と動き回るんだなとも思ったんですが、食後や夜中~朝は傷みや倦怠感が出るのか、起き上がることもできずにぐったりしてたので、悪化したんじゃないかと心配すれども何もできないので、見ているのがちょっとつらかったです。幸い、食欲は退院直後からあったので、薬を飲ませたりするのに苦労しなかったのはよかったです。

 

退院2~4日目(術後7~9日目)

日に日に回復しているのがわかる感じになってきました。大便がずっと出ていなくて心配していたのですが、3日目に小さいのをコロリ、4日目に宿便のようなものを2コロリしてくれたのでとりあえず安心しました。この頃になると自分で欲しがるほどに食欲も回復したんですが、食べると熱が出てしばらくぐったりしているような気がしたので、少量ずつ増やしたり減らしたりして様子見しました。順調に回復していそうでいて、時折やっぱりよろついたりぐったりするのを見ると、術後の感染症や合併症があったらどうしようと急に不安になったり。
ほかは、調子のいい時は普通に動き回るので、調子に乗りすぎて調子悪くなっている時もあったりして、以前の感覚で高いところ(ベッドやソファ)に飛び移ろうとしたりするので、目が離せなくて大変でした。今のところ転んだりはしていないですが、足やお尻の筋肉がかなり落ちてしまっているので、体力や筋力をつけるようなリハビリも今後必要になりそうです。

 

退院5日目(術後10日目)

明日、抜糸の予定です。ほんとは手術から2週間後の12日あたりと言われていたのですが、平日は私も旦那も仕事があるので、週末まで切るのを待ってもらうのは大丈夫かと聞いたところ、「少し早くても大丈夫でしょう」ってことで3日早めて今週末に抜いてもらうことになりました。
抜糸までをひとつの区切りといいますか、目処に看病してきたので、明日検査してもらって、不安材料がなくなるといいなと思います。

手術代、病院の対応のことなど、雑感

ネットで他の子の体験談などを調べていると、回復の状態はみんな似たような感じでしたが、病院の対応はけっこう違っていて、術後1日で退院する子もいてちょっと驚いてしまいました。もちろん状態など見ての判断なんでしょうが…。うちの子は5日入院で腎臓のケアもしてもらったりと割と手厚い看病だったのですが、お値段の差はこのあたりで出るのだなと明細見ながら思ったのでした。手術だけだと10万くらい。入院費が治療含めて1日1万くらい、あとは病理検査などの検査代で2、3万、薬代、雑費で1、2万といった感じです。参考になれば。

 

病理検査の結果も明日聞く予定なんですが、どうか何事もありませんように。

年齢が上がるにつれ、自分のまわりが病気になることも増えてきたせいで、毎日この何でもない日常ができるだけ長く続きますようにと願うばかりで。普通でいるってそれだけで幸せなんだなって、身にしみました。

 

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後記:術後11日目の写真です。まだ病み上がりの症状は残っていますが、表情や行動にも活力が戻り、やっとそろそろ大丈夫かな?と安心できるほどに快復しました。

子宮蓄膿症の子は、乳腺の腫瘍ができることも多いそうなので、今後は起きそうな病気の初期症状を見逃さないように、過信せず、元気で長生きしてもらえるよう過ごしていきたいと思います。

 

がんばってくれてほんとありがとう。